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遺品整理比較

遺品整理ガイド

遺品整理を自分でやる手順と費用——粗大ごみの実額つき

遺品整理は、必ずしも業者に頼まなければならないものではありません。 時間と体力の余裕があれば、ご自身のペースで、ひとつずつ思い出と向き合いながら進めることもできます。 このページでは、自分で進める場合の手順と、自治体が公式に公表している粗大ごみ処理手数料の実額を一次情報のみでまとめました(確認日: 2026年8月12日)。 あわせて「こういう場合は業者に頼んだほうがよい」というケースも、正直にお伝えします。

自分で進める場合の基本手順

  1. 手順1: 貴重品・重要書類を最初に確保する—— 現金・通帳・印鑑・保険証券・不動産や年金の書類・鍵・契約書類などは、相続手続きにも関わるため、最初に探して一か所にまとめます。 この段階では「捨てる」判断をしないのがコツです。判断に迷う書類は保留の箱を作って後日見直すと、処分後に後悔するリスクを減らせます。 スマートフォンやパソコンなどのデジタル遺品についても、国民生活センターが「今から考えておきたい『デジタル終活』」(2024年11月20日公表)という情報を出しており、あわせて意識しておきたい領域です。
  2. 手順2: 残す物・形見分けの品を決める—— アルバムや手紙、愛用品など、残したい物と形見分けする物を家族で相談しながら分けます。 急ぐ必要はありません。迷う物は無理に決めず、「残す」側に寄せておくほうが、あとからの後悔が少ない部分です。
  3. 手順3: 残りを自治体のルールで処分する—— 可燃・不燃・資源などの通常の分別に加え、大きな家具などは「粗大ごみ」として事前申込みのうえ有料で出すのが一般的です。 大阪市では「最大の辺または径が30cmを超えるもの、あるいは棒状で1mを超えるもの」が粗大ごみと定義され、引越しなどの一時多量ごみも粗大ごみとして収集されます。 横浜市では金属製品は30cm以上・それ以外は50cm以上が対象で、インターネット・LINE・チャット・電話で申し込め、電子決済にも対応しています(いずれも2026年8月12日確認)。

粗大ごみ処理手数料の実額(自治体公式・2026年8月12日確認)

「自分でやるといくらかかるのか」の目安として、自治体が公式に公表している実額を2市分掲載します。1点あたり数百円〜1,500円程度が実勢で、点数が少なければ業者依頼(間取り別で数万円〜)より大幅に安く済みます。

自治体手数料実額の例(公式掲載)
大阪市1点につき200円・400円・700円・1,000円の4区分炊飯器・扇風機・掃除機200円/電子レンジ・ガスコンロ400円/給湯器700円/ガスオーブンレンジ1,000円
名古屋市250円〜1,500円扇風機・布団・こたつ等250円/自転車・ガスこんろ等500円/電子レンジ・テーブル・畳・仏壇等1,000円/ベッド・大型たんす等1,500円
世田谷区持ち込みで収集の半額程度自分で持ち込む場合、収集と比べて処理手数料が半額程度(持込先: 船橋粗大ごみ中継所)。減免制度あり

この表の読み方

  • ・いずれも各自治体公式ページの掲載値です(2026年8月12日確認)。品目ごとの正確な手数料は必ずお住まいの自治体でご確認ください
  • 名古屋市は2026年10月収集分から手数料改定が予定されています(公式ページに新旧両方の料金表が掲載)。10月以降に出す場合は新料金をご確認ください
  • ・横浜市は品目別手数料を別システムで案内しているため、本表には掲載していません(申込方法は本文のとおり)

注意: 「無許可の回収業者」には出さない

自分で整理を進める途中で、「無料回収」「トラック詰め放題」をうたう回収業者を使いたくなる場面があるかもしれません。 しかし、家庭の廃棄物を回収できるのは市区町村の一般廃棄物処理業許可を受けた(または委託された)業者だけで、 環境省は「『産業廃棄物処理業の許可』や『古物商の許可』では回収できません」と明記しています。 国民生活センターにも不用品回収サービスの相談が2021年度に2,231件寄せられており、「トラック詰め放題」広告から当日25万円を請求された事例も公表されています。 詳しくは許可の見方ガイドトラブルと見分け方をご覧ください。

正直に: 業者に頼んだほうがよいケース

当サイトは「自分でやれば安く済む」ことを事実として示したうえで、次のような場合は業者への依頼を検討する価値があると考えています。 無理をして体や心を痛めてしまっては、本末転倒だからです。

業者に依頼する場合は、間取り別の公式掲載料金を料金相場ページで、 各社の許認可・対応範囲・キャンセル料の記載状況を業者比較ページで確認できます。 いずれも各社公式サイトの一次情報のみを確認日つきで掲載しています。

よくある質問

遺品整理は業者に頼まず自分でもできますか?

できます。家庭から出る遺品の処分は、お住まいの自治体の家庭ごみ・粗大ごみのルールに沿って進めれば、業者に依頼しなくても法的な問題はありません。基本の流れは、(1)貴重品・重要書類を最初に確保する、(2)残す物・形見分けする物を決める、(3)残りを自治体の分別ルールに従って処分する、の3段階です。ただし遠方に住んでいる、体力的に難しい、物量が多い、退去期限があるといった場合は、無理をせず業者への依頼を検討する価値があります。

粗大ごみの処分費用は実際いくらくらいかかりますか?

自治体により異なりますが、公式公表の実額例として、大阪市は1点につき200円・400円・700円・1,000円の4区分(例: 扇風機・炊飯器・掃除機200円、電子レンジ・ガスコンロ400円、給湯器700円、ガスオーブンレンジ1,000円)、名古屋市は250円(扇風機・布団・こたつ等)〜1,500円(ベッド・大型たんす等)です(いずれも2026年8月12日確認)。名古屋市は2026年10月収集分から手数料改定が予定されているため、申し込み時に新料金をご確認ください。1点あたり数百円のため、点数が少なければ業者依頼より大幅に安く済みます。

粗大ごみはどうやって申し込めばいいですか?

多くの自治体で事前申込制・有料です。例えば横浜市では、金属製品は30cm以上・それ以外は50cm以上の物が粗大ごみにあたり、事前申込みのうえ有料で収集されます。受付はインターネット・LINE・チャット・電話に対応し、手数料は電子決済も可能です(2026年8月12日確認)。お住まいの自治体の公式サイトで「粗大ごみ 申し込み」を確認するのが確実です。

処分費用を抑える方法はありますか?

自治体の公式制度として、世田谷区は粗大ごみを自分で持ち込む場合、収集の場合と比べて処理手数料が半額程度になると公表しています(持込先: 船橋粗大ごみ中継所、減免制度もあり・2026年8月12日確認)。同様の持ち込み制度がある自治体は多いため、お住まいの自治体で確認する価値があります。また、まだ使える品物は処分ではなく買取・リユースに回す方法もあります(中古品の買取業者には古物商許可が必要です)。

どんな場合は業者に頼んだほうがいいですか?

(1)遠方に住んでいて何度も通えない、(2)高齢や体調面で重い家具・家電の運び出しが難しい、(3)物量が多く自分たちだけでは終わりが見えない、(4)賃貸の退去期限や家の売却日程が迫っている、といった場合です。無理をして体や心を痛めるくらいなら、業者に任せるのも大切な選択です。その際は、料金の内訳と許可の確認を忘れずに。当サイトの間取り別料金相場と業者比較のページで、公式公開されている料金・許認可情報を確認できます。

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出典(すべて2026年8月12日に当サイトが原文を確認)

手数料は各自治体の公表値であり、品目・時期により異なります。実際に出す前に、必ずお住まいの自治体の最新情報をご確認ください。